Q:派遣先の作業服って無料で貸し出してもらえるの?

派遣サイトなどで求人を閲覧していると、説明文の中に「制服貸与」と書かれているものが多いですよね。

「貸し与える」という字のごとく、就業条件に「制服貸与」と書かれていれば、制服は派遣先から支給してもらえます。
貸し出し料などはかかりません。

求人票の詳細に制服についての記述があれば分かりやすいのですが、場合によっては何も書かれていないこともありますよね。

たいていの工場では制服一式の貸与があるものですが、中には私服で勤務、もしくは上着だけ支給、といった会社もあります。小さい会社ほど制服が支給されない可能性は高くなります。

「てっきり制服の支給があるものと思っていたのに、、」ということになったら困りますので、事前に確認はしておいたほうがいいです。
おそらく仕事紹介の段階で制服の有る無しは伝えられると思いますが、何も告知されなければ、こちらから聞いておいたほうがいいですね。

制服の支給がある場合は、派遣会社に登録時、もしくは就業先が決定した際に自分の服のサイズを申告します。
そうすればその内容に基づいて、就業先の企業がその人に見合った制服を用意してくれます。

就業が開始してからでも、もしもサイズが合わない・合わなくなった、というようなことがあれば、交換申請をすることで新しいサイズのものと交換してもらえます。

支給されるのは基本的に、

作業着上×2
作業着下×2
ジャケット×1
作業帽×1
安全靴×1

といった必要最低限の数です。(※上記は一例です。)

配属先の作業内容によっては、制服に加えて、エプロンやアームカバーなどの支給もあります。

たいていの工場ではベルトの着用が義務付けられています。
現場によっては専用のベルトが支給される場合があります。
派遣先から特に指定がなければ、手持ちのベルトを着用すれば大丈夫です。

もしも制服がひどく汚れたり破損してしまった時には、故意に傷つけたりした場合などを除いて、新しいものを支給してもらえます。

退職する際には、派遣先に制服を返却します。
たまに「あげる(捨てといて)」と言われることもありますが、たいていの場合は返却となります。

返却の場合は、自分でホームクリーニングをして返すか、もしくはクリーニング代が請求されることになります。
クリーニング代は一般的なクリーニング店と同程度の価格です。

制服は無料の貸出品とはいえ派遣先企業の資産ですので、丁寧に扱うように気を付けましょう。

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