夜間の現場は、人が少ないということもあり、昼間とはまた少し違った雰囲気があります。
それゆえ夜勤には夜勤の、いいところや悪いところがあります。
これまでの派遣社員としての夜勤経験から、夜間の現場の様子や特徴についていくつか書いてみたいと思います。
人が少ない
夜間には総務や営業職の人たちがいないので、基本的に夜の工場は人が少ないです。
また、現場の従業員数も夜間のほうが少ない場合が多いです。
ロッカーやトイレが空いているので使いやすいですし、人が少ない分、人間関係で気遣いをする場面が減ります。
偉い人がいない
夜間には管理職などの上司がいない、もしくは最低限の人員しか配置されていないので、昼間よりも気楽な雰囲気があります。
もちろん仕事があることに変わりはありませんが、不思議な解放感があります。
「学校は嫌いだけど自習時間はワクワクする」みたいな妙な気分ですね。
社員がやりたい放題
夜勤の監督役には、若手~中堅クラスの社員が任されることが多いですが、中には上司の目が無いのをいいことに好き勝手する社員もいます。
例えば、仕事を教えない、職務放棄で雑談、横柄な態度、、などなど。
匿名で告発をしてやりましょう。
諸手続きが翌日以降
夜間には事務員さんや管理職が不在になるので、申請や質問などの対応が翌日以降になることが多いです。
例えば「制服のサイズが合わないので交換したい」といったことでも、即日対応してもらえないので少々不便です。
暗い
暗い。。。
雰囲気ではなく照度の話です。
作業現場はもちろん、通常通りに照明が点いているので暗くはないです。
しかし総務や会議室などのスペースはすでに消灯されていますし、使われていないラインや別棟なども消灯されています。
ですので、太陽光がないのに加えて、更に周囲が暗い印象になります。
最近の照明は人感センサーで点灯するものが主流ですので、人通りの少ない廊下などは真っ暗になります。
暗いのが苦手な人には少し怖いみたいです。
オバケ、いる・いない?
夜勤で働いていると、
「そこで作業していると急に寒気がする。」
「あそこの照明は急に消えることがある。」
「この部屋で1人になると、なんか、なんかやばい。」
といった、一応科学でも説明がつきそうな体験談を聞くことは何度かありました。
しかし、「本物のオバケをこの目でしかと見た!」という人には会ったことがありません。
私もオバケは見たことがありません。
探検に出かける人がいる
夜勤専属の人は昼間の現場を知らないので、夜間に使用していないエリアに何があるのかワクワクするみたいです。
休み時間にスマホのライトを頼りに、「探検してきます!」と出かけて行く人が1人はいました。
くれぐれも社内の規則は守り、立ち入り禁止エリアなどには入ってはいけませんよ。
鬼ごっことかしないこと。
食堂・売店
工場内の食堂や売店が営業しているのは日中だけです。
中には深夜も食堂を営業している現場もありますが、閉店していたり簡単なメニューしか出していない現場も多いです。
周辺にコンビニなどがない場合は、休憩時間の自分の食事は忘れないように持参しましょう。
夜勤の出勤時間はスーパーの値引きタイムと重なるので、場合によっては食費が節約できるかもしれませんよ。
休憩室使いたい放題
夜間は人が少ないので、休憩室や談話室を昼間よりも広々と使えます。
その時の従業員数によっては、「休憩時間に椅子を3つ使って昼寝」とか「1人1テーブルで食事」なんてことも可能です。
現場はいろいろ
ざっくばらんに書きましたが、現場の規模や業種によっても職場の環境は色々です。
上司や仕事内容に当たり外れはありますし、オバケもいるかもしれません。
夜勤の仕事自体が気に入っているのなら、色んな職場を見て歩くのも面白いと思いますよ。
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