派遣社員の契約期間は派遣先によって設定は様ざまです。
1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月などの期間がありますが、だいたい3ヵ月契約のところが多いようですね。
たまに「契約期間○○ヵ月」という文言を見て、「その契約期間が過ぎればクビということですか、、?」と心配する人がいますが、基本的に何事も問題が無ければ双方同意の上で契約は更新されていきます。
派遣の求人募集の中には数ヵ月間の短期派遣で終了するものもありますが、あらかじめ短期で雇用する予定の仕事は、基本的に募集要項にそのような記載がされていることが多いです。
また、すでに契約書を交わしているのであれば、その書類の内容を確認してみてください。
契約更新が有るか無いかが記されている「契約更新の有無」などの欄があると思いますので、そちらをチェックしてください。
もし見ても分からない場合は、派遣会社の担当者に質問をして確認してくださいね。
契約更新の連絡が来ない!??
ところで、私自身も経験があることなのですが、派遣スタッフ仲間の間でよく聞くのが「契約更新の時期が迫っているのに契約更新書類が届かない、担当者からも連絡がない」というお話。
「もうクビかな…w」
などとネタとして笑いを取ってみるけど、やはり不安なので結果的には自虐にしかならない発言をしながら悶々と過ごす日々。。
…こういった「契約更新の連絡が来ない」という問題は、たいていの場合、派遣会社から書類の発送が遅れていることなどが原因です。
おそらく派遣先の企業内では、きちんと事務手続きは進んでいるはずです。
不安に思った時は、派遣会社の担当者にメールや電話で打診してみてください。
しかしごくたまーに、「担当者が飛んでいた」という話を聞くこともあります、、
みなさん本当に、怪しげな会社にだけは登録しないようにしましょうね!
仕事が遅いとクビになる!?
あと、「他の人より仕事が遅いと契約終了になるんじゃ、、」と不安に思う人も中にはいるようです。
しかし心配しなくても、今まで仕事能力が原因でクビになった人は、ほとんど見たことがありません。(工場派遣に限ったことですが。)
失礼な言い方ですが、「なんでこの人、この仕事能力でクビにならないんだろう、、?」みたいな人もたくさん見てきたので、たいていの人なら問題ないと思います。
確かに、ライン作業のように所定の時間内に作業をこなさないと、明らかに他に支障が出るような現場もあります。
そういった場合ですと、習熟期間内に作業に慣れなければ契約を切られる可能性もあり得ます。
しかしそのようなケースを除けば、過度に契約を切られることを心配をする必要はそれほど無いでしょう。
なぜなら時給が平均かそれ以下の現場ですと、あまりシビアなノルマを課してもスタッフの離職率が上がるだけに終わるからです。
「契約更新なし」で派遣社員が切られるのを見るのは、最近で言うとコロナ禍のような、生産ラインが完全に止まってしまうような状況になった時などですかね。
そういう事態にでもならない限り、よほどの理由が無ければ、真面目に働いてさえいれば問題ないでしょう。
工場系の派遣社員って簡単に採用してもらえるので、「つなぎ」の仕事として入る人も多いんです。
そんな人は他で好条件の仕事が決まればすぐに辞めていってしまうので、現場によっては人の入れ替わりが激しく、常に新規スタッフを募集しているようなところもあります。
ですので、少し仕事ができないくらいでクビにするメリットって、雇用側にとってはあまりないのでしょう。
社内の人員整理には現場責任者の考えだけでなく、最終的には人事担当者の判断も絡んできます。
「標準作業時間○○分」「習熟期間○○ヵ月」のような基準が設けられていない現場では、明確な判断基準がありません。
なので少々仕事が遅いくらいでは、「クビ」の判断を下すことができないのかもしれません。
では、何が明確な判断基準になるのか?といいますと、「遅刻・欠勤」などではないでしょうか。
やむを得ない病欠などは別ですが、「遅刻・欠勤」の常習犯は、当然どこの現場でも嫌がられます。
その時の状況に応じて都合よく人員を増減させたい現場にとっては、必要な時に不在になる派遣スタッフは不要と判断されるのでしょう。
仕事を頑張るのはもちろん大切ですが、みなさん、日頃の健康や勤務態度などにも気を付けてくださいね。
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