工場で働いている作業員って男性だらけで、体格のいいひとも多いので、一見すると怖そうなイメージがありますよね。
「工場の仕事には興味あるけど、怒鳴られたり睨まれたりするのは嫌だな、、」
と心配な人もいると思います。
しかし実際に働いてみると、怒鳴られたり、誰かがパワハラを受けているのを目撃することはほとんどありません。
特に女性に関しては、工場の男性は女性に甘い、、というか女性に不慣れな人が多いので、たいていの場合は優しくしてもらえます。
私も初めて工場で働いた時は、「意外」と言うと失礼ですが、男性スタッフたちの親切な態度に少し驚きました。
あと、各工場によって、従業員の見た目や性格にも少しタイプに偏りが出ます。
やんちゃなタイプの従業員が多い工場もあれば、内向的な性格の従業員が多い工場もあります。
ひと口に工場と言っても、作っている製品や作業内容にも、色いろと違いがありますからね。
あまり心配しなくても、きちんと真面目に作業マニュアルやマナーを守って仕事をしていれば、まず問題はありませんので大丈夫ですよ。
今のご時世、パワハラはご法度
最近はどこの企業でも社内コンプライアンスが厳しく定められています。
時流による意識改革もありますが、口コミやSNSなどの影響力も大きく、ハラスメントは企業のブランドを傷付ける原因にもなります。
特に「パワハラ・セクハラは禁忌」という意識で育った若い世代は、ブラックな職場を避けたがります。
ハラスメントが蔓延る職場は何のメリットも産み出しません。
他のページでも書いていますが、どうしてもパワハラ・セクハラが心配という人は、大手企業に絞って派遣先を探し見てみるといいですよ。
やはり、大手企業のほうがハラスメントに対する社内教育も行き届いていますので、そういった点でも安心できます。
工場初心者におすすめなのは大手派遣会社と大手派遣先!
中にはパワハラ気質の人もいる
パワハラ・セクハラに対して厳しい時代とはいえ、やはり中には威圧的な態度を取るスタッフもいます。
個人の性格の問題もありますが、世代間によるハラスメント意識に対するギャップも原因にあるでしょう。
やはり年齢が上の世代ほどハラスメント意識が薄い印象ですが、そういった世代の社員はすでに役職についていたりと、現場から去っていることも多いです。
作業現場にいるスタッフは、たいてい若手の社員が多いです。
派遣で応募する場合は、事前に「工場見学」をさせてもらえますので、その際に実際の職場を確認することができます。
また応募前でも、派遣サイトによっては、このように職場の年齢層や男女比についての情報が掲載されていることもあります。(日総工産公式サイト より引用。)
こういった情報を活用すれば、より仕事探しはしやすくなります。
セクハラについてはこちらの記事をどうぞ。
Q:工場の現場スタッフってどんな感じの人?セクハラがないか不安…
もしもハラスメントを受けたときは、周囲の人や派遣会社の担当者に相談してください。
我慢をする必要はありません。
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「怒る」と「叱る」の違い
工場で働いていると時には、厳しく叱責されたり、大きな声で注意をされている人を目撃することもあります。
しかしそれは大抵の場合、感情にまかせて怒っているのではなく、何か原因があって叱られているんです。
例えば、自動車関係などの市場規模の大きい業界や、大型の機械が動いているような危険を伴う現場では、一歩間違えれば重大な損失や事故にもつながりかねません。
一刻も早く作業を静止しなければならない場面では、どうしても大きな声が出てしまいますし、厳重に注意を行う必要もあります。
自社や従業員を守るためにも、時には厳しく対応する必要があります。
現場作業員って声がデカい印象、、
工場で働いたことがない人でも、工事現場や建築現場などで現場作業員が作業したり会話したりしているのを見たことがある人は多いと思います。
その時の印象から、
現場作業員っていつも声がデカい、、、
(怒ってんの?)
と思う人もいると思います。
いえ、怒っているわけではないんです。。
工事現場などでは重機の音がうるさく、作業員どうしの距離も離れているので、そんな時はどうしても大きな声で話す必要があります。
大きな機械が稼働している工場内でも同様です。
決して怒っているわけではありません。
それに、仕事中に大声で話す習慣があると、それが普段の生活にも出ちゃうんです。
あと、中高年になると耳が遠くなるので。。
工場によって従業員のタイプはバラバラ
ひと口に工場の現場と言っても、業種や作っている製品によって、働いている従業員のタイプはバラバラです。
自動車・機械関係
自動車や機械関係などの腕力や体力が必要な職場には、いかにも「ガテン系」といったタイプの社員の人が多いです。
一見怖そうですが、実際に喋ってみると仕事に真面目で優しい人も多いです。
見た目通りに飲み会が好きな人も多いですが、もしも誘われた場合は、嫌なら断っても大丈夫です。
「あそー、また誘うわ。」という感じで、男はそこまで熱心に誘われません。
女性は積極的に誘われますが、上述の通りセクハラに厳しい世の中なので、セクハラ抵触の一線を越えてまで誘ってくる人はそういません。
電子部品・精密機器
小型の電子部品や精密機器を製造している工場では、ガテン系の工場のスタッフと比べると大人しそうな見た目で、体格が華奢な人も多いです。
とある企業の現場では、休み時間の度に社員や派遣の男の子たちが集まって、ワイワイ流行りのゲームの話をしていたのが印象的でした。
女性に消極的な人も多いので、男性が苦手な人は、こういった業界に絞って仕事を探すのもいいかもしれません。
システム・保守点検
同じガテン系の企業の中でも、機械の保守・点検などを担当している社員は、インテリな見た目の人も多いです。
その現場に慣れてくると、だんだんと見た目だけで大体どこの部署の人間か見分けられるようになってきます。
派遣社員
派遣社員については、正社員ほどタイプに偏りはなく、年齢も性別も様々な人が就業しています。
非正規社員なので周囲の人間関係に対しても淡白で、「あ、自分は金稼ぎに来てるだけなんで。」という感じの人も多いです。
もちろん社員と仲のいい人や、飲み会に積極的に参加する人もいます。
社員も派遣スタッフには慣れているので、周囲に積極的でも消極的でも、「あ、君はそういうタイプなのネー」といった感じで特に気には留めません。
人事担当者の好みが出る
現場によって従業員のタイプが異なる、と書きましたが、その中でも企業の採用者側の人選によって更にタイプが分かれることがあります。
例えば同じガテン系工場でも、「やんちゃなヤンキー系」の社員が多い現場もあれば、「硬派でいかつい系」の社員が多い現場もあります。
たぶん人事担当者の好み(変な意味でなく)が出ているんだろうなと思います。
過度に心配する必要はない
上にも書いた通り、最近はパワハラやセクハラに対して厳しい世の中です。
今時はハラスメントがまかり通っている職場のほうが少ないですので、あまり心配し過ぎる必要はありません。
どうしても心配という人は、上でも書きましたが、大手の手堅い企業の派遣先に絞って仕事を探すのがいいと思います。
やはり大手企業のほうがコンプライアンスに厳しく、ハラスメント対策などもきちんと行われている印象です。
派遣で応募する場合には「工場見学」ができますので、その際に派遣先の雰囲気を自分の目で確認することができるので安心です。
実際に工場で働いてみると、一見怖そうな見た目に反して、気さくで優しい人も多いです。
もしも「工場って怖そう」という先入観だけで応募を躊躇しているのならもったいないですよ。
お金を稼ぐためにも、とりあえずは行動してみましょう。
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